中古車をご購入で既に7年以上経っているような場合、車両保険を入る方は少なくなってきますが、新車や5年落ちまでの中古輸入車の場合、車両保険に入っている方は多いでしょう。そこでこちらでは、事故修理時に活用する車両保険の等級ダウンと割引率について説明します。
修理時に車両保険を使う？使わない？任意保険と等級の関係について
事故修理時に、車両保険を使うべきか否かで迷われる方も多いと思います。
2012年に自動車保険ノンフリート等級の割引・割増制度が改定された結果、保険を利用すると翌年から割高である「事故有係数」が3年間適用されるため、以前よりも割引率が下がり、保険料が高くなってしまうのです。（2020年4月時点）
よって10万円前後の自損事故の保険適用の場合は判断が難しくなります。
旧制度の場合、等級ごとに割引率が固定されていました。
| 等級 | 7等級 | 8等級 | 9等級 | 10等級 |
| 割引率 | 23％ | 27％ | 31％ | 33％ |
10等級だった人が事故を起こしたことにより3等級下がると、翌年は7等級の保険適用で23％割引となります。これは無事故により6等級からアップした人も同じ割引率です。
ところが新制度の場合は事故の有無によって同じ等級でも割引率が異なります。
| 等級 | 7等級 | 8等級 | 9等級 | 10等級 |
| 割引率 （事故有係数） | 20％ | 21％ | 22％ | 23％ |
| 割引率 （無事故係数） | 30％ | 40％ | 43％ | 45％ |
（一つの事例であり保険会社によって異なります）
10等級から事故により7等級に下がると、翌年は事故有係数による計算で7等級20％割引、2年目は8等級21％割引、3年目は9等級で22％割引となります。4年目は事故有係数の適応期間が終了するので、無事故係数の割引率に戻ります。
一方無事故係数では7等級30％割引、8等級40％割引、9等級43％割引となり、大きな差が生まれます。
割引率は保険会社によって異なりますが、事故有と無事故では10％～20％ほど割引率が異なるのがポイントです。
こうした制度の兼ね合いもあり、保険を利用すべきかどうかは車両保険に詳しいプロに相談するのが一番です。契約している保険会社と、車を修理する板金塗装業者へ相談しましょう。 車両保険鈑金塗装に強い大阪市の双輪自動車は、お客様のご要望をお聞きし、適したご提案をすることが可能です。大阪市で車両保険を使ったBMW等の輸入車の事故修理をお考えの方は、ぜひ一度見積りと併せて保険を使うかどうかについてもご相談ください。BMW等の輸入車の事故修理など輸入車の対応に力を入れています。お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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修理時に車両保険を使うかどうか悩んだら、保険にも詳しい修理店にご相談ください。
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